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『TIME/タイム』を観た感想

監督 アンドリュー・ニコル
出演 ジャスティン・ティンバーレイク/アマンダ・セイフライド/キリアン・マーフィ


舞台は近未来。
全ての人間は25歳で寿命がストップし、そこから先はわずか1年の寿命がタイマーとして自らの腕に表示される様になっていた。
そして、家賃や飲食代金など全ての支払いはその寿命で行われ、人々は労働によってわずかな寿命を得て暮らす毎日だった。
貧民外に住む青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は毎日の労働によって「24時間」以下の寿命を得て暮らしていたが、あるアクシデントをきっかけに富裕層が暮らす地区に足を踏み入れる事になり、そこで一部の裕福な人々が永遠の寿命を得ている事を知る、、、。


監督は『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』等のアンドリュー・ニコル監督。
何度かブログで書いた事もあるんですが、自分の中で90年代のSF傑作といえば『ガタカ』と『コンタクト』なので、今回のタイムは結構楽しみにしていました。
個人的に、『トゥルーマン・ショー』はエド・ハリス以外に褒めるトコ無い映画でしたけど、、、(笑)


「NASAが選んだベストSF映画」
http://graton.blog75.fc2.com/blog-entry-791.html



で、楽しみに劇場へ。
まずは、残りの寿命がカウンターで表示され、それが貨幣の代わりになっているっていう「嫌な管理社会」像の作り方が面白い。
そしてガタカの時と同様に、上品な演出とちょっと切ないストーリー展開が良かったです。
ヒロインを演じたアマンダ・セイフライドの可愛さにもビックリ(笑)
適度な緊張感を持ったストーリー展開も良くて、最後まで退屈せずに見れますね。

ただ残念だったのは、キリアン・マーフィが演じた管理者の描き方とラストかなぁ、、、。
管理者のキャラ設定が結構良かったのに、それを生かしきってないのが勿体無い。
終盤のストーリー展開にもっとからませれば良かったのに。
『ガタカ』だと、序盤にはただの傍観者だったドクターが終盤になって実は、、、みたいな良い絡みさせてたんですけどね。

ラストも描き方や方向性は凄く良いと思うんだけど、そこに至るまでの演出がイマイチ。
序盤の某女性の悲劇と絡めたヒロインとの某シーンは良いアイデアだと思ったけど、もう少し捻りを加えて描いて欲しかった感じ。


「派手なだけのSF」では無く、『ガタカ』みたいな「管理された近未来社会」を描いたSF作品が好きな方には文句無くおススメ。

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Category: 映画