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『BUNRAKU』を観た感想

監督 ガイ・モシェ
出演 GACKT/ジョシュ・ハートネット/ウディ・ハレルソン/デミ・ムーア/ロン・パールマン


ガクトさん初のハリウッド映画出演作品。
感想が遅くなってしまいましたが、劇場で見て来ました。って、もうDVD発売されてるんですね。早いなぁ、、、。


戦争によって滅びた近未来。
世界を滅ぼすきっかけになった「重火器」の開発が廃止され、個人単位での銃の所持も完全に禁止されていたが、相変わらず争いが絶える事は無かった。
そんな世界の中、ニコラ(ロン・パールマン)というボスが暴力によって支配する町に2人の男がやってくる。

一人は「刀を持たない侍」ヨシ、もう一人は「銃無き世界のガンマン」ドリフター(流れ者)。
2人の恐るべき強さを目にしたバーテンダー(ウディ・ハレルソン)は彼らにニコラ打倒を依頼するが、、、。


予想以上に面白かったです。
こういう馬鹿映画(褒め言葉)良いなぁ、、、(笑)。
出演陣も個人的には凄く豪華だったので楽しみにしてました。
ガクトさんはマリスの頃からCD買ってるアーティストさんだし、ウディ・ハレルソンは昔から大好きな役者。
『ロスト・チルドレン』や『ヘル・ボーイ』で良い味出してたロン・パールマンも好きな俳優だし、自分の琴線に触れる作品にばかり出演してるジョシュ・ハートネットも最近好きな俳優。
デミ・ムーアは、、まぁ、大好きな俳優エミリオ・エステベスの元奥さんって事くらいしか思い入れ無いですけど(笑)。


日本の「文楽」からインスパイアされて作った作品らしいんですが、小難しい設定や暑苦しいテーマは皆無にひたすら「戦う男」のカッコ良さを描いてます。
序盤はなんとなく「変な奴」っていう印象しか無いヨシ(ガクト)が後半どんどんカッコ良くなって来るし、ジョシュ・ハートネット演じる流れ者のアメリカ人っぽいマッチョなカッコ良さの描写も凄く良かった。
アクションシーンに関しても、監督は日本の色々なカルチャーに興味を持ってくれてる事が伝わってくる演出が多かったですね。
ガクトさんの「侍」としてのアクションは、ハリウッド映画にありがちな「刀を棒切れの様に振り回す」京劇風では無く、ちゃんと「腰で切る」剣道になってて関心しました。
彼が見せる柔術を取り入れたアクション演出も凄く良かったし、そんな和風殺陣と全く趣が異なる「とりえず力いっぱいぶっとばす」風なジョシュ・ハートネットのマッチョアクションとの対決も凄く良かったです。

有名なビデオゲーム「エレベーターアクション」風の演出シーンやカーチェイスシーンでは露骨にビデオゲームの音がSEとして使われてたのはウケました(笑)。
あと、日本人役で出演してる人は全員(台詞のある人)がちゃんと日本人を起用してあるのも良かった。
ハリウッド映画では、主演クラス以外に「日本人」が出てくると、ほとんどの場合は中国系の人がインチキ日本語しゃべりますからね。。。


ちなみに、この作品への批判で「背景やセットがしょぼい」「制作費ケチってるのか?」とかって意見を見ますが、、、、。
そういう人たちには、ちゃんと映画見てる?って言いたくなりますね(笑)。

背景やセットがしょぼいのではなく、これはあくまで「絵本」を見せている作品なんですよね。
それは作品中でウディ・ハレルソン演じるバーテンダーが作った絵本であり、そこで語られた「絵本のお話」がこの作品のテーマでも有って。
彼が絵本で語る「ヒーローの活躍する世界」を映像化したのがこの作品の世界観。実際、セットの中の木々等はほとんど全て紙で作られてるそうです。

自分の様に、B級映画が好きな人には間違いなくオススメ。

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Category: 映画