MILLION MIRRORS-blog-

自作のイラストや漫画、映画の感想等が中心です。

漫画家の原稿料

一部で結構話題になってたみたいですね、このニュース。
http://blog.livedoor.jp/akiman7/archives/2011-10.html#20111003

有名なイラストレーターの「あきまん」さんに1体8000円でデザインの依頼があったそうで、、、。
自分は彼のファンでもあるので、「絵描きを舐めてんのか!!!」って結構本気でムカついたんですが、、。


今回、ブログで依頼会社を名指ししてますが、超一流のクリエイターさんが、こういう風に一種の抗議みたいな行動を見せてくれるのは後続の人達の為にもなると思うんですよね。
頂点の人達が舐められたギャラで仕事を引き受けてたら、後に続く人達がどんどん厳しくなってしまうので。


ちなみに、自分が昔、漫画家としてデビューが決まった時は1ページ4000円でした。それで54ページ。
マイナーな月刊誌だったのでかなり安めなんですが、有名誌でも6~8000円前後くらいって聞かされてました。

角川の月刊誌でアシスタントさせてもらってた時は7~12日くらい泊り込みで仕事して、1日当たり4000円程度。
ヤングジャ○プでアシやらせてもらってた時は週に3~4日泊り込みで、1日当たり7000円くらいだったかな。
大手は会社がアシスタント代を出す場合もあるそうですが、ほとんどの場合は作家さんが自腹でアシスタント料を支払います。


イラストの仕事させてもらってた時はピンキリで、下は2000円とか。上で1万前後とか。
一流の方だと数万~数十万なのかな。
鳥山明さんがドラゴンボールを描いてた時は、1ページで数十万の原稿料だって噂を聞かされてましたが、基本的には漫画1ページ単位の原稿料よりイラスト1枚のギャラの方が上です。
版権買取式かどうかで結構変わってくるみたいなんですよね。漫画はあくまで版権が作家にあるので安めなんだけど、イラストの場合は描いた作家に版権が無い事がほとんどなので、比較的高めのギャラになるみたいです。


きっと、この業界の事を知らない人にはびっくりされるくらい、基本的に給与は良くないんです。
週間の漫画家なんて、ほんとに命を削って描いてる感じなのに、単行本が出ないと生活できなくなるレベルの原稿料だったりしますからね、、、。
1ページ1万として、週間で25ページ描いて週に25万。
それだけ見ると結構良い収入に感じますけど、そこからアシスタント料(週間だと3~4人以上使います)や作画の為の資料や画材の代金も出さないといけないので、実収入は大した事無いんですよねぇ。
さらに原作付きの漫画だと、原稿料の50%が原作者へ。(割合は色々あるかもしれませんが、自分がアシをしてた作家さんは50%でした)

単行本は基本的に1冊の値段の10%が作家本人の手元に入るので、単行本が数万部も売れる様になると収入が安定してくる感じなのかもしれません。


世の中って、基本的に「物を創り出す人」より、「他人が創り出した物を転がす人」が儲かるんですよね。
だから個人的に株とかFXとかも大嫌いです。

青い事を言ってるのは百も承知ですが(笑)、でもクリエイターの皆さんやこれからクリエイターを目指す人達には負けずに頑張って欲しいです。
ま、本当に「その道」で生きていく人は「頑張ってる」んじゃなくて、「それしか有り得ない」んだけど。

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Category: 雑記