MILLION MIRRORS-blog-

自作のイラストや漫画、映画の感想等が中心です。

漫画家のアシスタントやってた頃の話

もしくは、天狗の鼻バキバキ砕けの話(笑)。

自分は昔、ヤングジ○ンプや角川の月刊漫画誌でアシスタントやってました。
初めてアシスタントに応募したのが角川の月刊誌だったんですが、アシスタント希望で作品を送ったらいきなり採用されまして、、。
漫画を編集さんに見てもらった場合、ほとんどの人がボロボロに叩かれて、それでもめげずに持ち込みを続けると担当者が付いて指導してくれる、、、みたいな感じらしいです。
ところが自分はいきなり絶賛されて、「アシスタントをやるのは勿体無いので、すぐに作品を描いてデビューしましょう。うちの雑誌の看板作家の一人になれます」とまで言われまして。

もう、スーパー天狗誕生でしたね(笑)


で、いい気になって某漫画家さんの自宅へ。
その漫画家さん(以下、Sさん)は当時数人の漫画家さんと共同生活してたんですが、専属としてのアシスタントは自分が初だったらしいです。(それまでは共同生活してた漫画家さん達に手伝ってもらってたらしい)

そして、「とりあえず枠線を引いてみて下さい」と原稿用紙を渡され、定規とカブラペンを使って一本の直線を引いてみたんですが、、、、それを観たSさん曰く。。。

「まだちょっと駄目ですね。とりあえず枠線を引く練習して下さい。


ちょ、、、。ええええええっ?

もうびっくり(笑)


そしてその日は数時間ずっと定規で直線引いてました。
もうね、その時は「この直線とアンタの引いた直線のどこが違うんだよ!」とか「こんなのただのイジメだろ!」とか内心思いながらひたすら直線引き。途中で何度も意識が飛びそうに(笑)。

その後、数日経った頃には主人公のペン入れ以外のほとんどの作業をやらせてもらえたんですが、そうなってからアシスタント初日に自分が描いた枠線(直線)を見ると、駄目だった理由がはっきり分かったんですよねぇ。

このときはホントに、プロって凄いなぁ、、、と関心したものでした。
まぁプロと言っても画力はピンキリだし、このSさんが当時から綺麗な絵にこだわる方だったというのもあるんですが、でも素人には分からない基本中の基本の部分からレベルが違うんだと思い知らされたものでした。



なぜこの話を思い出したかというと、、、。
今の職場のマネージャーさんがドラマーなんですが、その方が自分と全く同じ事を言ってたので驚いたんです。

その方の師匠はプロのドラマーさんらしいんですが、師匠の前でごく基本的なたたき方(左右のスティックをほぼ同時に微妙に時間差を付けて叩く)をやったら、「全然駄目」と言われて一日中それだけの練習をやらされたそうで、、、。

その時に彼も「どこが悪いのか意味わからん!」と思ったそうです(笑)
でもその後しばらくすると自分の駄目さが理解できて、プロの凄さを知ったって言ってました。

昨日この話を聞いて、ジャンルが違っても同じなんだなぁ、、、と興味深かったです。
どんなジャンルでも「プロ」としてその世界で生計を立ててる人は凄いですよねぇ。



ついでの余談。

職場にオリコンのインディーズチャートでシングルが現在まで連続3回も1位になってるヴィジュアル系バンドのメンバーさんが居るんですが、彼のおかげで体重が5キロ戻りました(笑)

前述の彼が毎日職場に山の様な量のお菓子を持って来るんです。
ファンからの差し入れらしいんですが、食べきれないけど捨てる分けにも行かないし、、って事らしく。
以前体を壊して15キロも体重が落ちたんだけど、毎日お菓子ばっかり食べてたら一ヶ月で5キロも増加。

甘いものが大好きなので、非常に危険な環境、、、(笑)。

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Category: 雑記