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『デイブレイカー』を観た感想

監督 マイケル・スピエリッグ
出演 イーサン・ホーク / ウィレム・デフォー


舞台は2019年。
世界はヴァンパイアによって支配されており、かろうじて生き残った僅か5%の人類は捕獲され「血液供給源」として飼育されていた。
しかし、人類の減少が進みヴァンパイア達の食料危機が深刻化していく日々の中、代用食としての人工血液の研究をしていたヴァンパイア「エドワード」(イーサン・ホーク)はヴァンパイアに追われている人間達と遭遇し、そこで驚くべき事実を知ることになる、、、。


監督はオーストラリア出身のピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟。
今回のこの作品が初のハリウッド映画だそうです。


自分はヴァンパイア物が大好きで、時間に融通が効いてた頃はレンタルショップで「ヴァンパイア」を扱った物は片っ端から見てました(笑)。
だから、この作品の企画の噂を聞いた時から楽しみにしてたので劇場で鑑賞して来ましたが、予想以上に面白かったです。
ヴァンパイア映画としての定石をしっかり踏襲しつつも比較的斬新な設定も有るし、「もの凄くよくできた作品」では無いけど隅々まできっちり作り上げられた良質な作品といった感じ。

映像や演出のセンスも良い感じなので、ヴァンパイア映画好きな方ならおススメの映画。



余談。

自分の中で「ヴァンパイア」を扱った映画の傑作と言えば、まずは『ニア・ダーク』(1987)。
監督はあのジェームス・キャメロンの元妻であり、今年の映画賞を賑わした『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。
彼女のデビュー作である『ニア・ダーク』の中の幾つかのシーンがその後に『ターミネーター』の中でパクられてるのは有名な話。
扇情的にならず、あっさりとした演出で描かれたヴァンパイア達の哀愁が凄く良いのでおススメ。
ランス・ヘンリクセン演じるヴァンパイアが渋すぎて惚れます、、、。


綺麗系(耽美系?)のヴァンパイア物で好きなのは、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)。
トム・クルーズ演じるレスタトが凄く良い。
ブラピとバンデラスはイマイチだったけど、地味にクリスチャン・スレイターが存在感見せてますね。


アクション系なら、『ドラキュリア』(2000)、『ブレイド』(1998)、『ヴァンパイア/最期の聖戦』(1998)。

『ドラキュリア』でヴァンパイアを演じたのは、今やすっかり有名俳優の一人になったジェラルド・バトラー。
当時は全然無名だったんだけど、この作品での彼は鬼の様にカッコいいです。
特に映像特典に収録されたカメラテストの時にヴァンパイアを演じるジェラルド・バトラーは、もう、、、今まで見てきた全てのヴァンパイア映画の中でもぶっちぎりで一番カッコいいです。
ヴァンパイア映画好きの人は必見。

『ブレイド』は、言葉は要らないのでとにかく見なさい、、といった感じでしょうね。
カッコ付けまくりのアクションが悔しいくらいにカッコ良くて、あのウェズリー・スナイプスがイケメンに見えて来てしまうという恐ろしい演出マジック炸裂してます(笑)。
アクション監督が変わってしまったシリーズ三作目は残念なデキだったけど、2作目まではアクション映画好きな方にはおススメな映画。


『ヴァンパイア/最期の聖戦』は、あのジョン・カーペンターが撮ったヴァンパイア映画。
しかも、主演がジェームズ・ウッズでその相棒がダニエル・ボールドウィン。
脇役にケリー・ヒロユキ・タガワ。
もうこれだけで映画オタクの自分にはたまらない物がありますね、、、、「どんだけ濃いんだよ!」って感じです(笑)。
ウェスタン物とヴァンパイア物を融合させた世界観の中、カーペンターらしいB級テイスト全開で進むバイオレンスで男臭いストーリーも良いですし、地味に敵のヴァンパイアのボスもカッコ良くて、手刀で人間を両断する等の日本のヴァンパイア物漫画&アニメを連想させる演出がはまってました。


ホラー系なら『30デイズ・ナイト』(2007)。
激しいスプラッタ描写と、陰惨で容赦の無いヴァンパイアによる人間襲撃シーンが強烈。
でも『サバイバルホラー』としての緊張感もしっかりしてて、最後まで飽きずに鑑賞できる作品でした。
DVDでは一部の残酷シーンがカットされてるらしいので、劇場で鑑賞して良かったなぁ、、、と思う反面、あの強烈なヴァンパイア達の叫び声はもう聞きたくない、、と思う部分も有ります(笑)。
叫び声が怖いんですよねぇ。。。


アニメなら『ヴァンパイアハンターD』(2000)。
昔からクオリティの高いアニメを撮り続けている川尻善昭さん監督による冒険活劇。
川尻さん作品らしい綺麗な絵と小気味良い演出も流石だけど、原作の面白さを改めて再確認してしまう作品。
この作品は菊池秀行さんの小説『VAMPIRE HUNTER D』の4巻がベースになっているんですが、『VAMPIRE HUNTER D』って最初の4巻くらいまではホントに面白いんですよね。
その後はどんどん残念な作品になって行きますが、、。


古典作品なら、やっぱり御大クリストファー・リー主演による『ドラキュラ』シリーズですが、この辺りを語りだすと止まらなくなってしまうのでまたの機会にでも~。


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Category: 映画