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「PRIDE武士道-其の十三」の感想

「PRIDE武士道-其の十三」の結果
http://www6.nikkansports.com/battle/report/flash2.html


以下、試合の中から一部抜粋して個人的感想。


○パウロ・フィリオvs●三崎和雄
フィリオ、本当に強いよなぁ、、、。
同じ柔術系でも、どこかの口だけの作られたレジェンドとは違って、本当に無敗だし。フィリオに組み付かれたら絶対に倒されるって印象ですよねぇ。
その後のポジショニングや極めへの動きも強烈。
通常は100kgくらいあるらしいんだけど、ミドル級に出てもあっさりチャンピオンになりそう。
ひょっとしてヒョードルにすら勝てるんじゃ無いかって気もします。
アローナも昔、ヒョードルに試合内容では勝ってましすね(結果は判定負け)。


○デニス・カーンvs●郷野聡寛
あのニンジャを打撃で秒殺する所や前回の試合での恐怖の「片手でチョーク」でタップ取るシーンが強烈で「この男に勝てるのはウェルターじゃフィリオかダンヘンぐらいでは、、」と感じてたカーン。
でも彼、今回はメンタル面のコンディションが最悪なんですよね。
数日前に恋人が亡くなってしまったんだそうで、、、。

流石の打撃のキレだったけど、カーンは弱点も露呈してしまいましたね。
空手からK-1へ挑戦する選手のほとんどがそうである様にカーンは攻撃と防御がはっきり二分化されてて、相手の攻撃を凌ぎながら攻撃を返したりとか、攻撃しながら相手のカウンターを警戒して避けるって事が全く出来ない。
だから、圧倒的な破壊力で押してるうちは良いんだけど、それを凌がれたり流されたりすると徐々に相手のペースになってしまう。
特に、攻め込まれると亀になってしまうのは、超一流選手相手には致命的かも。

あと、負けたけど、郷野も流石でしたね。
昔は「口だけ」なイメージがあって嫌いだったんだけど、全日本キックの王者になった頃から見直して来てて、最近ではすっかり好きな選手になりました(笑)。
あの打撃のセンスは素晴らしいと思うし(目が良いよね)、安定感のあるトータルファイターになって来た感じ。
喋りがよく滑るのがまた良い(笑)。



○美濃輪育久vs●マイク・バートン
まぁ、試合内容はあれですが、、、、。
バートンが思いのほか頑張るので驚きました。アルバイト気分でMMAに来てるワケでは無さそう。
しかし、キモやアイブルに圧倒的勝利を収めた美濃輪が、総合2戦目(たぶん)のプロレスラーに大苦戦するとは、、。
恵まれた「体格」っていうのも立派な格闘技の「才能」ですよね。
こういう体格差の有りすぎるマッチメイクには反対ですが。



○五味隆典vs●マーカス・アウレリオ
五味が負けるんじゃないかと心配してたタイトルマッチ。
だって、これでアウレリオが王者になったら、彼に勝ってる石田君や、総合実力では間違いなくアウレリオより上だと思われるハンセンや川尻やマッハが浮かばれないでしょ、、、。

五味は徹底的にタックルを警戒してましたね。
しきりに構えをスイッチしたり、打撃もアウレリオのローやパンチへのカウンター主体で自分からはほとんど仕掛けず仕舞い。
プレッシャーをかけて前に出ながら相手に先に手を出させてカウンターを狙うっていう、桜庭と戦った時のシウバみたいな戦術でしたね。

それを差し引いても五味には以前の様な打撃のキレを感じませんでした。
やっぱり、木口道場から独立して自分の道場を持ったのが大きく影響してるんじゃないかなぁ、、。
色々と雑務も多いだろうし、「他人から指示されてやらされる」のと「自分の判断でやる」のでは大きな違いがあるんだよね。
自分自身で判断してると、出来てるつもりになって練習を終わりにしてしまう事が増える。
これからの五味がちょっと心配です。



○三崎和雄vs●デニス・カーン
フィリオが試合後にじん帯の損傷が発覚したらしく、代わりに三崎vsカーンで行われたウェルターGPの決勝。

あんまりこういう事言いたくないんだけど、何故リザーバーが出なかったんでしょうねぇ、、、。
当日、ちゃんとケガール・ムサシとヘクター・ロンバートがリザーブマッチとして試合してるのに。
三崎も試合が出来ないようなら、リザーバーを出すってルールなのかなぁ。
判定試合が多かったイベントの最後を盛り上げる為に、三崎を出して来た気がしてしまう。
フィリオ、本当に怪我したのかな、、、、。

試合の方は、郷野とフル試合したカーンが徐々にスタミナ切れで失速した所を三崎が攻めて判定勝利。
三崎の精神力と肉体的なタフさはさすがだけど、フィリオに完敗してるしねぇ。
彼が初防衛戦の相手にフィリオを指名し、そこで勝利してこそ本物の王者だって気がします。

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Category: 格闘技