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『サブウェイ123』を見た感想


監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン / ジョン・トラボルタ



好きな役者2人が主演していて、監督は『トップガン』(1986年)、『トゥルー・ロマンス』(1993年)、『マイ・ボディガード』(2004)等で知られるトニー・スコット。
この組み合わせで見に行かない訳が無い(笑)。世間の酷評は気にせず劇場へ足を運びました。

この作品はいわゆるリメイク作品であり、オリジナルは1973年公開の『サブウェイ・パニック』(監督:ジョン・ゴーディ)だそうです。
近年のハリウッドはリメイクとアメコミ作品ばかりなのが残念ですが、まぁ、トニー・スコットが監督を引き受けるくらいだからオリジナルは良い作品なんでしょうね。


舞台は現代のニューヨーク。
ジョン・トラボルタが演じる首にタトゥーのある男とその仲間数名が武装の上で地下鉄をハイジャックする。
その時に地下鉄の運転指令員として指揮を執っていたウォルター・ガーバー(デンゼル・ワシントン)が事件に気付き、武装集団との交渉役を担う事となって行く。
ハイジャックした地下鉄の乗員の命と引き換えに10億円を要求する武装集団。
だが、彼らの本当の目的は、、、。


さすが、腐ってもトニー・スコット(笑)。
ストーリーの基本設定やベースのストーリー展開はやっぱり古い映画の印象をぬぐえないけど、それを飽きさせずに見せる演出テクニックは流石です。
オープニングのノリの良いサウンドに乗せて見せるうるさい程の細かいカット割りや、カイル・クーパを思い出させるタイポグラフィは相変わらずで笑ってしまいましたが、、(笑)。

こういう彼独特の大袈裟な映像表現をなんとなく古く感じてしまうのは、それだけトニー・スコットもベテランになって来たって事なのかな。
彼の作品は結構好きな物が多くて、上記に挙げた作品以外にも『クリムゾン・タイド』『ドミノ』『エネミー・オブ・アメリカ』『ビバリーヒルズ・コップ2』等、10数本の監督作品を見ていますが、実兄の『リドリー・スコット』程の重厚感は無いものの、常に「中の上」くらいの娯楽作品をきちっと仕上げる職人って感じですよね。

余談ですが、リドリー・スコットの息子『ジェイク・スコット』が監督した『プランケット&マクレーン』(1999年)は個人的に「好きなバディムービー(コンビ物映画)」ベスト10に入るくらい大好きな作品。


今回の作品も決して凄い傑作ってワケでは無いですが、小気味良い演出で最後まで飽きずに緊張感のある演出で見せてくれる娯楽作品になってると思います。
ジョン・トラボルタ演じる武装集団のボスは、どことなく憤りを内に秘めた危なっかしさが上手く表現されてたし、だらしない体型になってたデンゼル・ワシントンも相変わらす良い感じでした。
役の印象の為にわざと太ったんだろうなぁ。

細かい部分を突っ込むとキリが無いし、近年流行りのSFX全開作品では無いですが、70~80年代のアクション映画を思わせる作風やパニック映画が好きな方にはオススメ。

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Category: 映画