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「ローグ アサシン」

監督 フィリップ・G・アトウェル
出演 ジェット・リー / ジェイソン・ステイサム / ジョン・ローン / デヴォン青木 / 石橋凌 / ケイン・コスギ



伝説の暗殺者『ローグ』と、彼にパートナーを殺されたFBI捜査官の対決を描いた作品。

FBI捜査官クロフォード(テイサム)は伝説の暗殺者ローグ(リー)にパートナーとその家族を殺され、現場に落ちていたローグが使用したと思われるチタンの薬きょうを拾い復讐を誓っていた。
そして3年後。
サンフランシスコでチャイニーズ・マフィアと日系ヤクザの抗争が始まり、そこへ一人の殺し屋が現れる。
その殺し屋はクロフォードが持っているチタンの薬きょうと同じ物を使っていた。
ローグを追うクロフォードだったが、事態の展開は少しずつ意外な方向へ、、、。


今やアクション映画俳優として確固たる地位を固めつつあるジェイソン・ステイサムとハリウッドでも成功を収めている東洋のアクション大スター、ジェット・リーの共演って事でちょっと楽しみしてた作品。
自分は「少林寺」を子供の頃にリアルタイムで見てるし、「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」も大好きで、以降の彼らの出演作品はほとんど全て見ています。
そんなワケで、前評判が芳しくないものの他にケイン君や懐かしのジョン・ローンも出てるし劇場へ足を運びました。


感想は、、、うーん、、、やや期待はずれ。
まぁ、こういう映画なので高いレベルでの期待はしてなかったんだけど、映画の方向性が良く無い。
これが初監督らしいアトウェルのいかにもMTV出身らしい迫力あるBGMをふんだんに使った大袈裟な演出と、安心して見ていられる画面は悪く無かった。
でも、主演2人の良さが全く出ていない。
ジェット・リーのアクションはもっと美しさを見せるべきでしょ。
っていうか、彼にまかせてアクションを撮ればそれだけで美しいのにね。
もしくは、ドニー・イェンとか美しいクンフーアクションを演出できる人にアクション監督を務めて欲しかった。
ジェット・リー程の達人が、なんだかごく普通にマッチョなハリウッド風味全開の馬鹿アクションをしてるだけなのは勿体無い。

そしてストーリーも駄目。
所詮は打ち上げ花火なハリウッド馬鹿アクション映画なのでストーリーの中身自体はどうでも良いんだけど、雑然としてて疾走感や爽快感の無い展開がまどろっこしい。
もっとシンプルな設定にし、主役2人の激突を押し出して彼らの魅力で勝負する作品にして欲しかった。
きちんと演出してあげれば、それだけで作品を成り立たせるくらいの魅力のある役者達なんだし。

あとは、でぼん青木や一部の東洋系俳優の声を吹き変えてた日本人声優の声が気持ち悪い、、、。
日本の声優さんって、どうしてあんなに演技過剰なんだろう。
アニメなら良いけど、実写だと違和感ありまくり。

ジェイソン・ステイサムの日本語には笑いました。
「バカナラ・シカタナイケドナー」「ホネダッタ。ゴメン。」とか(笑)。


脇役ではケイン君が頑張ってましたね。
短い時間ながらも良い動きしてたし、なかなかハンサムに撮れてた感じ。
これからもどんどん頑張って欲しい。
自分、彼が主演の「マッスルヒート」ってマイナーなアクション映画も見てますからね(笑)。 
ちなみに、釈由美子さん主演の「修羅雪姫」ってアクション映画も、アクション監督のドニー・イェンの演出を見たくて鑑賞してますよ(笑)。

でぼん青木は、、、、相変わらず、、、、。
7光の威力って凄いなぁ、、と(笑)。

ジョン・ローンの老けっぷりにもびっくり。
かつては「東洋の美しきキャッツアイ」とまで言われた美形俳優だったのに、、、。
老けたと言っても単純に歳を重ねたという意味では無く、オーラや艶が無くなった感じですよね。


そんな感じでちょっと残念な作品ではあるけど、B級アクション映画としては及第点行ってる作品だと思います。
でもこれよりはドルフ・ラングレンとブランドン・リーが主演した「リトルトーキョー殺人課」(1991/米)の方が面白いです。

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Category: 映画