MILLION MIRRORS-blog-

自作のイラストや漫画、映画の感想等が中心です。

「ペイ・チェック」

監督 ジョン・ウー
出演 ベン・アフレック / ユマ・サーマン


2003年日本公開アメリカ映画。
大好きなジョン・ウー監督作品だったけど、明らかに彼のカラーと違う作品だったし、主演がベン・アフレックなので鑑賞リストから外れてた作品。
でも最近色々な所で感想を見ると脚本が素晴らしいとの評価が多かったので、DVDを購入して鑑賞しました。


舞台は近未来。
主人公マイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は高い腕を持つフリーのコンピュータ・エンジニアだったのだが、請け負う仕事は他社の技術を盗む等、リスクの高い極秘プロジェクトばかりだった。
そして任務完了時には開発時の全ての記憶を消すことで自らの身に余計な危険が及ぶことを回避していたのだが、そんなある日、彼は報酬として9200万ドルもの報酬を得られる極秘プロジェクトに参加し、3年にも及ぶプロジェクト終了時にその全ての記憶を消去する。

しかし、記憶の消去時に彼の元に届いたのは自身の手による報酬破棄申請書と、身に覚えの無い19個のアイテムだった、、、。



原作は「マイノリティリポート」「ブレードランナー」の原作でも有名なフィリップ・K・ディックの短編小説だそうです。
確かに発想は面白いし、アクション映画ながらもスリリングに展開する先の読めないSFサスペンス色もあって楽しませてくれます。

でもやっぱり、監督にジョン・ウーを起用したのはミスでしょう、これ。
彼の良さが全く出てないばかりか、アクションの演出以外では凡庸な監督である事を露呈してしまった作品になってますね。
ジョン・ウー最大の持ち味であるアクションがSFサスペンスを主軸にした作品の添え物程度になってしまってて、しかもそのアクション部分に全く必要性を感じない。
彼定番のスローや鳩のシーンが空しい物になってしまってる始末、、、。

似た作品の「エネミー・オブ・アメリカ」「デジャブ」のトニー・スコットあたりに監督させれば、もっと切れ味のあるSFサスペンスになったのでは。
やっぱりジョン・ウーには「問答無用に馬鹿カッコいい」アクション映画を撮って欲しい。


突っ込み所満載でなんとも中途半端な作風ではあるものの、つまらない作品では無いです。
「マイノリティリポート」「エネミー・オブ・アメリカ」「デジャブ」みたいな作品が好きな方なら楽しめるかも。

0 Comments

Leave a comment

You may also like

Category: 映画