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「スパイダーマン3」

監督 サム・ライミ
出演 トビー・マグワイア / キルスティン・ダンスト



誰もが知ってるアメコミヒーローを映画にしたシリーズ第三弾。
今回は敵として、ニュー・ゴブリン、サンドマン、そしてアメコミマニアには人気のヴェノムも登場。


自分にとっては割とどうでも良い作品だったのですけど、過去のも劇場で観てるので早速足を運びました。
感想はまぁ、予想通り「CGすげぇ!アクションの演出すげぇ!すげぇ金かかってる!」以外、何も言う事ありません(笑)。

今回、制作費がハリウッド至上最高金額だったそうで。
興行収益も公開3日分が世界歴代1位とか。
現時点のハリウッドのビッグバジェット・ポップコーンムービーの頂点の作品って感じですね。

こういう作品にストーリー云々言うのは野暮なので横に置いておくとしても、個人的にはもっと疾走感のある徹底した「CGを見せるだけの痛快馬鹿アクション映画」にして欲しかった。
でもこの作品ではその辺りが中途半端で女性客を狙ったとって付けたような薄っぺらいラブロマンスや安っぽいヒロイズムとか、類型的過ぎて失笑すら起きないお涙頂戴が入ってるからシラけてしまう。
ありきたりなテーマも「はぁ、、、」って感じ。

まぁでも、139分飽きさせずに画面に引き込む構成は流石だし、ビルの間を自由自在に動き回るCGで描かれたスパイダーマンや、サンドマンの表現等は本当に凄いと思います。
アクションシーンの見せ方とか流石に巧いしね。


それにしても、サム・ライミやトビー・マグワイアがこんな超大作のメインになるなんて、昔は想像出来なかったですね。
サム・ライミは超低予算映画「死霊のはらわた」(1983年)で映画ファンを驚かせたものの、その後作る映画がB級テイスト爆発な物ばかりで、、そこが好きでした。
同じサム・ライミ監督のヒーロー物なら、自分は「スパイダーマン」シリーズより、「ダークマン」(1990年)の方が好き。凄くキャラが立ってるしね。
そんな彼も、こんなに売れっ子になってしまった今はもう昔の様な作品は撮らしてもらえ無いんだろうなぁ、と思うと残念。
B級映画に帰って来てくれないかな、、、。

トビー・マグワイアにしても、以前はインデペンデント系の割と硬派な監督に愛される役者として有名で、良作に出演を続けて着実にキャリアを積んでたんだよね。
「カラー・オブ・ハート」(1998年)でも良い演技してたし、この作品のDVDに収録されてるインタビューでの彼は物凄く精悍でカッコ良かった。
「サイダーハウス・ルール」(1999年)でも演技で好評価を受けてたのに、それが今や演技も何も関係無い商業主義大作用のアイドルに、、、、。

ジョニー・デップの海賊姿を見るたびに感じる悲しみと同種の感覚が、、、、(笑)。
「スピード」の主演を「金が欲しくて役者やってるワケじゃない」って言って蹴った頃の彼も今や、、、。
好きな役者を話題作で見れるのは嬉しい事でもあるんですけどね。
でも、「デッドマン」みたいな良い作品にはもう出ないんだろうなぁ、と思うと悲しい。


そんな感じで自分は駄目でしたが、何も考えずに豪華な打ち上げ花火を見る感覚で映画を観たい気分の方にはオススメ、、、、かな?

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Category: 映画