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「デジャヴ」

昨日劇場で「デジャヴ」観てきました。

製作 ジェリー・ブラッカイマー
監督 トニー・スコット
主演 デンゼル・ワシントン / ヴァル・キルマー


「パイレーツ・オブ・カリビアン」等、内容皆無で頭を空にして楽しむ娯楽映画を製作させたらマイケル・ベイと双璧を成すハリウッドの超ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーと、「トップガン」「クリムゾン・タイド」「エネミー・オブ・アメリカ」「ドミノ」等の監督として知られるタカ派トニー・スコット作品。
(兄は最近巨匠になってしまいつつあるリドリー・スコット)


舞台は現代アメリカ。
ある日、フェリーの爆破事件が起き500人以上の死傷者を出す大惨事になる。
そこへ捜査に乗り出したATF捜査官ダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)はその優秀な能力が認められ、FBIの特別捜査班にチームの一員として加わる事になる。

そして彼が案内された捜査チームの部屋には「白雪姫」と呼ばれる政府が極秘に開発したモニターシステムがあり、その装置では4日前の映像をリアルタイムで再現出来るのだった。
その装置を使い、爆破されたフェリー事件の被害女性クレアに事件の鍵を見出そうとするダグが4日前の彼女のを監視を始めるが、、、。


この作品の脚本を読んだジェリー・ブラッカイマーはひと目惚れして製作権を購入したというサスペンスタッチのSFアクション。
元はインターネットのチャットルームでの雑談から生まれた話で、それを4年かけてシナリオとして完成させたのだそうです。


初めて体験する事象なのに何故か身に覚えがあると感じる「デジャヴ(既視感)」をテーマにし、それを「過去からの警告」として扱った作品。

、、、と、こう聞くと捻りの効いたスリリングなサスペンスを期待してしまいますよね?
その美味しいモチーフを結局は映像の力押しで見せるアクション映画として作ってしまってるのは、良くも悪くも流石はジェリー・ブラッカイマー(笑)。
でもトニー・スコットの映像センスは相変わらずで、ノリの良い音楽に合わせたスピーディで切れ味鋭い展開は127分という尺を飽きさせずに一気に見せてくれます。
彼特有の大袈裟で迫力のある演出とうるさい程の細かいカット割りは序盤こそは健在だけど、中盤からやや抑え目になってるので、それ程気にならずに鑑賞できました。

ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが、テーマとその処理方法自体は使い古された物でしか無いけど見せ方が面白かったです。
4日の時間差のあるカーチェイスとか、面白いアイデアですよね。
中盤までの緊張感のある演出と先の見えない展開は凄く良かったです。
ただ中盤から後半にかけての展開が、あまりにもジェリー・ブラッカイマー風味(笑)。
ちょっと勿体無いなぁ、、と感じました。
同じ様なモチーフを落ち着いた味のある作品として作ると「ジャケット」になり、大金の回収出来る馬鹿娯楽映画として作り上げると「デジャブ」になるって感じ。
「タイム・ウィンドウ」システムを使った終盤の強引な解決手段を用いず、あくまで監視システムとして使ったまま事件を解決させる話にすれば凄い傑作にも成り得たんじゃ無いかなぁ、、。
流石にそこまで脚本を練り込むのは難しそうですが。


それにしてもトニー・スコットってこういう「政府が極秘で作ってる秘密兵器」が好きですよね。流石は超タカ派って感じなのか?(笑)
「エネミー・オブ・アメリカ」で出てきたシステムも「ああ、こういうシステムってある程度までは本当に作られてるんだろうなぁ、、」と思わされましたが、今回の作品の「白雪姫」システムもある程度までは本当に研究してそうで怖い。(複数の衛星で世界中を監視してて、その映像を元に3D動画として全方向から完全再生するってシステム)


緊張感のある、ちょっとだけ(笑)サスペンスタッチのアクション映画が好きなオススメ。
結構面白かったです。

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