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「ディパーテッド」

昨日映画館で見てきました。

監督 マーティン・スコセッシ
主演 レオナルド・ディカプリオ / マット・デイモン


「タクシードライバー」「レイジング・ブル」等の監督で知られる巨匠スコセッシの話題作で、公開当時有名だった人気香港映画(三部作)「インファナル・アフェア」をリメイクしたアクションサスペンス。
マフィアに潜入した捜査官と警察に潜入したマフィアの戦いを、スコセッシらしい濃い演出で描いてみせてます。


実はスコセッシ作品を見るのは久しぶりでした。
もちろん、彼の代表作である「タクシードライバー」「レイジング・ブル」「ハスラー2」等も観ていますが、近年の作品ではたぶん、1999年の「救命士」以来。
2004年の「アビエイター」はディカプリオ主演って次点で完全に鑑賞リストから外れていたので(笑)。

でも、「インファナル・アフェア」が評判良かったのは知ってたし、それをスコセッシ監督でリメイクするなら面白いかも、、、と、大嫌いなディカプリオ主演には目をつぶって劇場へ行きました(笑)。


、、、で、キャストが豪華だったので役者の話中心の感想になりますが、、、。
まずは、すみませんでした、ディカプリオを見直しました(笑)。

自分は「タイタニック」の印象が悪すぎて、それ以降王子様扱いされてた彼が大嫌いだったんです。
その後観た「ザ・ビーチ」「仮面の男」での演技もイマイチで、所詮はアイドル俳優って印象しか無かったし。
でも何時の間にか良い演技する「男」になってますねぇ。
焦燥感や孤独を味のある表情で演じていました。
アドリブだらけだったという大御所ジャック・ニコルソン(マフィアのボス役)を相手に一歩もひけを取っていない印象。
インタビューで「アドリブでいきなり銃を突きつけて来た事も」とディカプリオが語ってたので、あの酒場での銃を突きつけるシーンはアドリブなんでしょうね。
ちょっと唐突な印象を受けたシーンだったし、話の流れ的にはあそこではディカプリオはクールな感じで疑惑を否定して見せた方がリアリティあったと思うし、彼の急な感情の高ぶり方は演出としてちょっと「?」と思ったんですよね。
あそこでああいう演出を入れる必要性を感じなかったと言うか。
でも、アドリブであの演技の応酬は凄いよなぁ。

もう一人の主演マット・デイモンは、、、、まぁ良いか(笑)。
彼はどうもねぇ、、、、、演技褒める人も居るけど、自分はどうも、、、。

ジャック・ニコルソンは流石の存在感。
笑顔で狂気を見せ、沈黙の中に怒りを滲ませてみせる。嫌になるぐらい自然で上手いよねぇ。
でもあの、倒れてる彼の横で携帯が鳴ってるシーンは「ジョーカー(バットマン)かよ!」と思ってちょっと笑えました(笑)。

アカデミーの助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォールバーグも久しぶりにスクリーンで見ました。
なかなか渋い演技してましたねぇ。ラストのあのシーンにウォールバーグ演じた警官の感情や性格の全てが凝縮されててカッコよかったです。

ウォールバーグを観るのは「PLANET OF THE APES/猿の惑星」以来かな、、。彼の出演作品って結構面白いの多いんですよね。
「スリー・キングス」「ビッグ・ヒット」とか。特にジョン・ウーが製作した「ビッグ・ヒット」はかなり面白くて好き。
登場するキャラがどいつもこいつも馬鹿でキャラ立ってて面白いです。

余談ですが、1997年の「グッド・ウィル・ハンティング」でマット・デイモンがブレイクした時(この作品凄く好きです)、当時の自分はマーク・ウォールバーグと区別付かなかった(笑)。
顔似てますよね?(笑)


大好きな俳優エミリオ・エステベスの父上マーティン・シーンも久しぶりに見ました。
さすがに老けましたねぇ、、、。昔はチャーリー・シーン(エミリオの弟)に似てると思ったけど、歳を経る度にエミリオに似てきた気がします。

アレック・ボールドウィンも久しぶりに見て、その劣化ぶりに驚いた(笑)。
有名な色男4人兄弟だったのに、、、、すっかり太っちゃって。まぁ、役作りかもしれませんが。
彼が主演の「レッドオクトーバーを追え」とか好きです。
弟のウィリアムとかスティーブンも好きな役者なんだけど、最近すっかり観ないですよぇ。寂しい。
ウィリアムの「フラット・ライナーズ」「バック・ドラフト」「フェティッシュ」「フェア・ゲーム 」とかスティーブンの「ユージュアル・サスペクツ」「クライム・タイム」「サブ・ダウン」とか面白い映画多いし、役者としてもそれなりによい味出してるのになぁ、、、。
もう一人の兄弟(次男)ダニエルはミッキー・ローク主演「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」の悪役の印象しか無い(笑)。



少し残念だったのは、やや雑な印象を受ける部分があるのと、前半の展開がもう少しタイトに出来たんじゃないかなぁって印象を受ける所。
あと、あの封筒を女医が見るシーンを少し入れた方が良かったと思う。それがあのウォールバーグの行動に繋がってるのはすぐ想像できるのだけど、人によってはそこに直結出来ずラストを唐突に感じてしまうんじゃないかな。

でも、152分という尺を飽きずに見せさせる演出と役者陣の演技は素晴らしいと思いますし、近年のハリウッド映画にしては珍しいハードで容赦ない展開は個人的にかなり好きです。
少し前に観た「ラッキーナンバー7」には数段劣るけど、なかなかオススメの作品です。

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Category: 映画