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最近見た映画色々の感想・22


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すっかりアップが遅くなってしまいましたが、、、と言うか、アップしてない感想が50本以上溜まってるので追いつきません(笑)。
そんなわけで、最近見た映画の中から一部作品を抜粋しての感想です。
劇場で見た物とBDやDVDで見た物も混ざってます。



■アイアムアヒーロー
2015年日本映画。日本公開は2016/04/23。
監督:佐藤信介 出演:大泉洋/有村架純/長澤まさみ

花沢健吾さんのゾンビ漫画を実写映画化した作品。謎の感染症によりゾキュンと呼ばれるゾンビが溢れ出した日本を舞台に、漫画家アシスタントの男が偶然出会った女子高生を守りながら旅をするバイオレンスアクション映画。幾つか惜しいと感じる所は有るものの、邦画としてはちょっと衝撃的なくらいの快作。描いてる物ややってる事自体は古典的なんだけど、その上でしっかり独自性も見せようとしてるのが良い。これは劇場で見るべき作品。本作のゾンビは本当に怖いし、「邦画もやればできるじゃん!」って気分にさせてくれます。





■フィフス・ウェイブ
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/04/23。
監督:J・ブレイクソン 出演:クロエ・グレース・モレッツ/ニック・ロビンソン/リーヴ・シュレイバー

謎の地球外知的生命体が地球に飛来世界し、世界中の電源をシャットアウトしする。人類を混乱に陥れる彼らは「アザー」と呼ばれ、生き残ったわずかな人類は反抗を試みるが、、、、というストーリー。でも、ID4風エリアン侵略物かと思いきや、近年乱造されてる「子供が大勢出てきて戦争ごっこ」でした。がっくり。穴だらけで幼稚な設定、雑な脚本、凡庸な演出と、ほめる所がひとつも無くて、鑑賞途中で苦痛になってくる作品。何故か制作にトビー・マグワイアの名前があるんだけど、これが三部作の一作目って、、、、正気なのか(笑)。





■レヴェナント:蘇えりし者
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/04/22。
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 出演:レオナルド・ディカプリオ/ トム・ハーディ

主演のレオナルド・ディカプリオが念願のオスカーを初受賞した話題作で、監督のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは前年の『バードマン』に続いて、この作品で2年連続でアカデミー監督賞を受賞。
イニャリトゥは大好きな監督の一人なので楽しみにしてたのだけど、前作の『バードマン』でやっと呪縛から開放されたのか、、、と感じたのが最初の感想。毎回ずっと「娘に認められたい父」を描いてたんだよね。でも今回は極めてシンプルなプロットを力強く描いたサバイバルアクション映画になっており、156分もの長時間まったくダレる事なく鑑賞できるエンタメ大作になってると思う。
それにしも相変わらず、エマニュエル・ルベツキの撮影が凄い。『バードマン』でも話題になった長回しは健在で、美しい自然のショットはもちろんの事、冒頭の戦闘シーンやディカプリオが熊に襲われるシーンとかどうやって撮影してるのか想像できないくらいの迫力。ひたすら情念を描いてる割にいまひとつ人間が描けてないところや、各人物や部族の相関関係が分かりにくい等の欠点も有るけど、予告を見て気になる人なら迷わず鑑賞して欲しい傑作。





■コップ・カー
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/04/09。
監督:ジョン・ワッツ 出演:ケヴィン・ベーコン/ジェームズ・フリードソン=ジャクソン/ヘイズ・ウェルフォード

悪ガキ二人の盗んだ車が悪徳警官の物で、延々と恐怖の追撃をされる話。ジュブナイルとスリラーをミックスさせた感じの作風。『ヒッチャー』になるかと思いきや、中盤から意外な展開も見せる。笑える部分も有るし面白い。ちなみに監督のジョン・ワッツはこの作品が高く評価され、マーベルで新たに制作されることになった『スパイダーマン:ホームカミング』の監督に抜擢されたそうで。小粒で地味ながらもかなり面白いのでおススメ。





■ボーダーライン
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/04/09。
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エミリー・ブラント/ベニチオ・デル・トロ/ジョシュ・ブローリン

『ブレードランナー2』の監督に抜擢されたドゥニ・ビルヌーブがキシコ麻薬戦争を描いたクライム・スリラー。
彼の過去作『複製された男』『プリズナーズ』と同様に全編に渡る不気味な緊張感は流石で、近年の監督ではデヴィッド・フィンチャーに匹敵する演出の巧さだと思うし、10年後は凄い監督になってるだろうね。ディーキンスの撮影も流石だし、デルトロの怪演は恐ろしい。後半の展開が若干残念だけど、ソダーバーグのオスカー受賞作『トラフィック』とか好きなら必見の傑作
善悪、国境、人種などの様々な境界線を描いてるのでこの邦題も悪くないけど、でも冒頭のナレーションとラストを考えるとタイトルは原題の『Sicario』(シカリオ)のままが良かったのにねぇ。続編も企画されてるらしいので楽しみ。





■ルーム
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/04/08。
監督:レニー・アブラハムソン 出演:ブリー・ラーソン/ジェイコブ・トレンブレイ

7年間もひとつの部屋に監禁されているヒロインと、そこで産まれた部屋の中しか知らない5歳の息子が辿る運命を描いた物語り。
部屋から抜け出し広い世界へ歩み出す少年と、部屋から抜け出した後に再び心の部屋へ舞い戻ってしまう母。そして壊れた母を救う少年の言や少年が初めて触れる世界の光景等、噂通り泣かされた。子供がいる女性なら、更に感動が深いんじゃないかな。素敵な映画です。おススメ。





■バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2016年アメリカ映画。日本公開は2016/03/25。
監督:ザック・スナイダー 出演:ベン・アフレック/ヘンリー・カヴィル/エイミー・アダムス/ジェシー・アイゼンバーグ/ガル・ガドット

説明不要の世界的ヒーロー「スーパーマン」と「バットマン」が対決する事になるDCコミック原作のヒーロー映画。何年も前から楽しみに待ってました。「貫禄不足。ケツアゴだし」とか言ってすみませんでしたベン・アフレックさん。「美人過ぎる。もっとタフな印象の女性が良い」とか言ってすみませんでしたガル・ガドットさん。最高でした! 映画としては色々と粗が有るし批判意見にも頷ける部分が多いけど、でも自分は大好きな作品。一番良かったのはワンダーウーマン。彼女のテーマ曲?がカッコ良い上に、それを被せた登場シーンがいちいちカッコ良すぎて感涙。作中、写真に写ってるシーンだけでもカッコ良いってどういう事(笑)。来年の単独主演映画も楽しみ。
バットマンの正義ってあくまでも復讐心から産まれたビジランティズムなので、ヒーローと言うより恐怖の監視者ってカラーの強いベン・アフレック版バットマンの容赦の無さは凄く良かった。対してスーパーマンは神を演じる事を求められる程の力が有りながら牧場で普通に育った青年の良心に根差した正義に基づいて行動しており、彼らの衝突で「万人にとっての正義なんて無い」って当たり前の事を分りやすく描きつつもストレートに描いた和解のシーンも良かったと思う。でも何故かあそこ叩かれてるんだよなぁ。名前が理由で止めたんじゃなくて、名前がきっかけで「コイツも俺と同じなのか」って気付くシーンなのにね。
まぁ、テーマの打ち出しが弱くてただの喧嘩に見えてしまうのは確かだし設定や脚本の粗を挙げればきりが無いけど、コミックマニアのザック・スナイダーが「カッコ良く見せる」事に拘った絵面の厨二演出が神懸かってて好き。
あと、「大いなる力には大いなる責任が伴うって事を描いてる」って意見をよく目するけど、自分は違うと思うんだよなぁ。前作の「マン・オブ・スティール」ではスーパーマンから見た世界を描き、今回は世界から見たスーパーマンを描いているけど、今回はその視点からスーパーマンという簡単に人類を滅ぼしてしまえる存在自体への是非を問うてるんじゃないかな。彼は神のメタファーでは無く、核などの強力な武器のメタファーで。だからまるで怪獣や自然災害の様に描かれてるんだと思うし。ジェシー・アイゼンバーグ演じるルーサーがやたらとスーパーマンを神になぞえてたけど、あれは神そのものを意味してるのでは無く、彼は「父殺し」(神=父)をしたかったんだと思うし。虐待を受けてた様な描写も有ったしね。
今後、この作品から展開されているDCコミックワールド作品の『スーサイド・スクワッド』、ベン・アフレックによる『バットマン』、そして大集合映画『ジャスティス・リーグ』が楽しみ。





■マジカル・ガール
2014年スペイン映画。日本公開は2016/03/12。
監督:カルロス・ベルムト 出演:バルバラ・レニー/ルイス・ベルメホ/ホセ・サクリスタン

白血病の娘の夢を叶えようと悪戦苦闘する父が辿っていく事件を、ブラック・ユーモアたっぷりに描いたノワール・サスペンス
魔法少女アニメに憧れる余命わずかな12歳の少女の願いが不幸の連鎖を生んで行く物語で、監督が『魔法少女まどか☆マギカ』『新世紀エヴァンゲリオン』に強く影響を受けたと語っていたのも納得。面白い。 監督のカルロス・ベルムトはこれが長編デビューらしいのが凄い。今後の作品も要チェックだねー。





■ヘイトフル・エイト
2015年アメリカ映画。日本公開は2016/02/27。
監督:クエンティン・タランティーノ 出演:サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル/ウォルトン・ゴギンズ/ジェニファー・ジェイソン・リー/ティム・ロス/マイケル・マドセン

タランティーノが撮った密室劇サスペンスというより、サスペンス風のタランティーノ映画。相変わらずの血まみれブラックユーモアは笑えるし濃過ぎる面子も皆楽しそうに見えて良い。「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」を除けばタラ映画で一番好き。
だけどストーリー的には、タラティーノの世界へ対する「失望」「絶望感」が透けて見える様でちょっと切ないんだよなぁ、、、、。あと、設定上でどれだけ説得力を与えられていても、男性が数人がかりで一人の女性に暴行を加える様は生理的な不快感を抱いてしまう。そういや、ティム・ロスの演じてた役って凄くクリストフ・ヴァルツっぽかったけど、彼を想定した当て書きだったのかな?あと、マイケル・マドセンがだんだんミッキー・ロークに似て来た気がする。






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