UFC63マット・ヒューズ vs B・J・ペンhttp://www.megaupload.com/?d=2H5EFQZO9月23日にアメリカで行われた「UFC 63」で実現したマニア大喜びのカード。
UFCウェルター級チャンピオンのヒューズにBJが挑戦。
2004年に一度両者が対戦してるんだけどその時はBJが圧勝。
PRIDEやK-1しか知らない人の為に簡単に説明すると、、、
「パウンド・フォー・パウンド」(同じ体重だと仮定した場合に、MMAで一番強い選手)を語る時に、世界中どこのMMAサイトでも必ず名前が挙がるのが、ヒューズとペンです。
http://www.geocities.jp/mmavt/rank-p4p.htmhttp://www.mmaweekly.com/absolutenm/templates/dailynews.asp?articleid=2612&zoneid=13http://www.mmaranks.com/wwBJは本来ライト級なのに「同階級では簡単に勝ち過ぎて面白くない(本人談)」為、ウェルターに階級を上げ、いきなりヒューズに勝利してしまった天才格闘家。
自分も彼の試合を生観戦した事あるんだけど、凄かったです。
抜群の強さと、全然強く見えない外見のギャップが凄い(笑)。
ヒューズの強さは、、、以下の戦績を見た方が速いかも。怪物です。
http://www.sherdog.com/fightfinder/fightfinder.asp?FighterID=232で、タイトルマッチだったわけですが、、、。
すげぇ試合でしたね。
この前のPRIDE無差別級GP決勝も凄い面白い試合が多かったけど、「凄い」と感じる部分ではこのカードの方が上でした。BJ、巧すぎ。
足を取られたときのバランスの良さに驚いたけど、タックルの切り方も凄い。
下からのオモプラッタやガードポジションからヒューズのバックを取りいく動きも凄い。
で、バックを取られたヒューズが立てない様に足をロックしてたりとか、細かい所が巧い。
そこから三角への移行も見事だったけど、それを凌いだヒューズも流石ですね~。金網を巧く利用したヒューズのパスも見事でしたね。
1ラウンド目にBJが左ストレートを撃った際、親指がヒューズの目に入ってしまいレフリーが試合を一時中断。
あれ、ストレートのダメージで腰が落ちた様にも見える(実際、ダメージの影響なんだろうけど)から、PRIDEとかだとあのまま続行でBJが勝利してたんだろうなぁ、、、パンチを撃つときに親指立てるのは辞めて欲しいですねぇ。
DSEよりUFCの方がレフェリングがしっかりしてる気がする。
1&2ラウンドはBJが有利に展開。
3ラウンド目はBJのスタミナが切れヒューズの打撃に押される。
ヒューズのジャブを嫌ったBJが強引にタックルに行ってしまい、それを潰したヒューズが上に。
BJの両手を押さえた状態でヒューズがパウンド連打で試合終了。
分かり難かったけど、レフリーストップっぽいですね。
見た目のダメージはそれ程では無かったけどBJは全く身動き出来ない状態だったので、あそこでストップしたのは懸命。
BJは(たぶん)初のKO負け。
○追記:2Rのグラウンドの攻防でBJはアバラを折ってしまったんだそうです。それが無かったら勝敗の行方は変わってたかもしれないですね。ヘビーやライトヘビーはUFCよりPRIDEの方が強い選手が揃ってるけど、ウェルターやライトはUFCの方が凄いですよね。
リッチ・フランクリンやマット・ヒューズに勝てるPRIDE所属選手ってなかなか想像付かない。
まぁ、細かい体重の問題はあるけど、UFCの彼らとPRIDEのデニス・カーン、パウロ・フィリオ、ダン・ヘンダーソン、五味(体重が厳しいですが)、ヨアキム・ハンセン、川尻、、、とかの試合が凄く見たい。
デニス・カーンvsマット・ヒューズとかだったら、シウバvsリデルやヒョードルvsシルビアより金を払う価値あります(笑)。
なんかUFCとPRIDEの対抗戦が流れそうな雰囲気なんだけど、なんとか自実現して欲しいねぇ、、、。