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『パシフィック・リム』を観た感想

監督 ギレルモ・デル・トロ
出演 チャーリー・ハナム/イドリス・エルバ/菊地凛子


製作が決まった時から楽しみにしてた作品なので、IMAX3Dで鑑賞して来ました。


ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現し大都市を襲撃し始める。
それらは、「KAIJU」(怪獣)と呼ばれ人類は滅亡の危機に瀕するが、人型巨大兵器「イェーガー」を開発し、KAIJUに立ち向かって行く。


B級映画の魂を持ったA級大作という趣の、最先端の技術と豊潤な資金で撮られた幼稚で熱い映画。
日本の漫画やアニメが大好きだというデル・トロの愛情が炸裂してますね。

ストーリーはシンプルこの上無いんだけど、さすが、デル・トロは自他共に認めるオタクだけあって、「巨大ロボット」「怪獣」が好きな人間が熱くなる展開が良く分かってる。
合体も変形もしない巨大ロボットが、ボロボロになりながら怪獣と殴りあうなんて最高です。
エルボーロケット素晴らしい。


冒頭たっぷり時間を取った出撃シーンから始まる所とか、腕のソードで怪獣を斬った後にしっかり決めのポーズを見せてくれる等々、「デルトロは分かってる!」と感じさせる演出&ギミックが盛り沢山。
ハイスピードでの接写を垂れ流し続けるM・ベイの演出とは違って、メリハリが有って凄く良かった。

埠頭で鳥が逃げ出したり、ビルの中に突っ込んだ腕をカメラで追わせながら引き戻したり、極端なアオリ&俯瞰視点だけに頼らない「巨大感」を感じさせる演出も流石。

シンプルだけどしっかりパンチの効いたキャラ設定も良くて、中でもロン・パールマンのキャラとオタク科学者二人組みの描写が凄く良い。
実際に怪獣が出現したら、ああいう風に死体で金儲けする人って絶対出てきそうだしねー。
日本から参加の菊地凛子さんと芦田愛菜ちゃんも良かった。


贅沢を言えば、若干キャラが多くて各個の描写が薄くなってしまってたのが残念だったのと、「必殺技」は胸から発射だろ!ってトコくらい(笑)。
続編でも新作でも良いから、またこういう「商業的な成功」への熱よりも「俺はこういうのが好きなんだよ!」って熱を感じさせてくれる作品を撮って欲しい。

子供の頃に「怪獣」や「巨大ロボット」の活躍する作品が好きだった人なら間違いなく熱くなる作品なので、興味を持ってる方は絶対スクリーンで観るべきです。

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Category: 映画