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『キャビン』を観た感想

監督 ドリュー・ゴダード
出演 クリステン・コノリー/クリス・ヘムズワース


「あなたの想像力なんて、たかが知れている」って煽りで、絶対に想像できない物語展開を売りにしてるサスペンスホラー映画。
実際に予告を見ると確かにラストが想像が付かない感じの雰囲気だったので、劇場で見て来ました。

舞台は、おそらく現在(もしくは、ほんの少し未来)のアメリカ。
男女五人の若者達が小旅行気分で訪ねた山小屋の地下室で不気味な日記を発見する。
その日記には、この山小屋でおぞましい殺人が行われた事を示唆する内容が記されており、不気味な雰囲気を面白がった若者達は調子に乗って、その日記に記されていた呪文を読み上げてしまう、、、。


凄く面白かったです。
映画の基本は、一時期流行った「ショッキングな残虐表現が軽いノリで連発される」ティーンホラーみたいな感じなんだけど、この作品が異色で面白いのは、その「山小屋での惨事」を監視しコントロールしている存在が描かれている事。
そしてその監視者達の思惑が、よくある「悪趣味な金持ち達の為の残虐ショー」や「テレビ放送」みたいな物では無く、誰も予想できない様な驚愕の展開を見せて行く。
ラスト間際の展開なんて、もう「はぁ?」って感じで爆笑しちゃいますからね(笑)。
あの長いネタ振りはこのシーンの為だったのか、、、とか、あの超有名俳優をこんな使い方するのか、とか、色々な映画のパロディシーン満載(主にホラー映画)で、映画が好きな人なら笑っちゃうシーンが盛り沢山。

この手の映画はストーリー展開の「謎」がキーなので感想をあまり語れないんですが、ありふれた題材でも、それらを上手く組み合わせてアレンジする事でオリジナリティのある面白い作品が作れるんだという事を証明して見せている秀作だと思います。
この脚本書いた人凄い。

首を斬ったり内臓撒き散らしたりと、かなりグロいシーン満載だし、物語の整合性や演技等には色々と問題のある部分も多いけど、ホラー映画を一種のコメディ映画として楽しめる人にはおススメの作品。
特に映画好きを自称する方には、是非観て欲しい快作です。

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Category: 映画