MILLION MIRRORS-blog-

自作のイラストや漫画、映画の感想等が中心です。

最近見た映画色々の感想

2月頭に仕事を辞めたのでここ最近は毎日2~3本づつDVD等で映画を見てます。
そんな中で、結構良かった物を抜粋して以下に簡単に感想まとめ。



■『バウンド』(1997年アメリカ)
『マトリクス』のウォシャウスキー兄弟が監督メジャーデビューを飾った作品。
レズのカップルがマフィアから金を騙し取るサスペンスタッチのアクションで、低予算ながらもひねりの効いた脚本と凝ったカメラワークで飽きさせず最後までスピーディに魅せきる演出は流石。『バウンド』の後に撮った『マトリクス』の成功を受けて、その後『Vフォー・ヴェンデッタ』『スピード・レーサー』『ニンジャ・アサシン』とオタク趣味全開で迷走を続けるウォシャウスキー兄弟を見ると、「天才を野放しにしては駄目」との名言を思い出す(笑)。個人的にはウォシャウスキー兄弟の作品で一番面白いと思う。あ、ちなみに今は「ウォシャウスキー姉弟」ですね。(性転換したそうです)


■『キック・アス』(2010年アメリカ)
スーパーヒーローに憧れるオタク高校生がコスプレして「ヒーロー」として地元マフィアに立ち向かう話。容赦ないバイオレンス描写とブラックなユーモアの連発は賛否両論だと思うけど、「馬鹿映画」(ほめ言葉)と割り切って楽しめる人には良作。ヒーロー仲間の「ヒットガール」を演じたクロエ・モレッツが凄く可愛くて、大人気になったのも納得の魅力全開。現在、続編を撮影中なので楽しみだけど、個人的にはこういう「平凡な一般人がヒーローとして頑張る」話なら『ディフェンドー』(2001年)が抜群に傑作だと思うし、メッセージ性では『SUPER』(2010年)の方が数段上だと思う。


■『裏切りのサーカス』(2011年イギリス)
映画ファンなら誰もが名を知る個性派怪優ゲイリー・オールドマンが、初めてアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。英国諜報部を中心に、二重スパイや裏切り等の心理戦をリアルに描いたスパイサスペンス。ゲイリー・オールドマン以外にも、ジョン・ハート、コリン・ファース、トム・ハーディ、マーク・ストロング、等々、出演陣が皆揃って好演している渋いスパイ映画。でもとにかく物語が難解で、鑑賞しながらストーリー展開を把握する事すら困難。暗く落ち着いた雰囲気と扇情的な演出を一切省いた硬派な作りは大好きなんだけど、もう少し見せ方を考えて欲しかった気もする。故に、「主演男優賞」「脚色賞」「作曲賞」にノミネートされながらも、「作品賞」「監督賞」のノミネートは無かったんでしょうね。


■『インモータルズ』(2011年アメリカ)
『ザ・セル』の成功とその独特な映像センスで「ビジュアルモンスター」との異名を得るまでになったターセム・シン監督のアクション映画。古代ギリシャを舞台にした神々や人類の戦いを『300』の製作陣が描いてるという事で期待してたんだけど、予告で見た映像が好きになれずスルーしていた作品。大好きなミッキー・ロークの悪役っぷりとスティーヴン・ドーフが久しぶりに見れたのは良かったし、スローを巧く使った格闘シーンも凄く良かった。ただ、映画としては、潔く「アクション垂れ流し映画」に徹した『300』に遠く及ばない。こういう「男の子」の為の映画を見る人の大半が求めてるのは、インモータルズに見られる「独自の解釈」「芸術性」等では無く、『300』で描かれた「胸を熱くさせてくれる」シチュエーションなんだよね。


■『ポテチ』(2012年日本)
大好きな作家「伊坂幸太郎」さんの原作を中村義洋監督が映画化したコメディタッチの優しいドラマ。原作も大好きなので物凄く楽しみにしてたのに、公開してる映画館が少ない上にあと言う間に終わっちゃってたんだよなぁ。同監督が同じ伊坂さんの作品を映画化した『アヒルと鴨のコインロッカー』も凄く良かったけど、この作品も巧い演技陣と落ち着いた雰囲気で気持ちよく魅せてくれる作品。ただ、台詞で説明しようとする場面が多かったのと、原作には無い蛇足なラストが残念。それにしても、大森南朋さんって物凄く良い俳優さんですねぇ。


■『ハングオーバー』(2009年アメリカ)
結婚式を目前に、独身最後の夜を楽しもうと大騒ぎした四人の男達が失われた泥酔中の記憶を辿りながら行方不明になった友人を探す話。評判通り、馬鹿馬鹿しくて笑えるコメディ映画でした。今や人気俳優の一人になったブラッドリー・クーパーも良い味出してるし、巧みな脚本とテンポの良い演出のおかげで最後までダレる事無く見れる作品で、コメディが好きなら見ておいて損は無い良作の一つ。続編も既にDVDで出てるので、見るのが楽しみ。


■『Black & White』(2012年アメリカ)
「ジェームス・ボンドとイーサン・ハントが戦ったらどうなるか?」との発想がきっかけになって製作されたらしい、スパイ同士の戦いを描いたコメディタッチのアクション映画。あの『マッドマックス』の新シリーズで主役が決定しているトム・ハーディと、JJエイブラムス版『スター・トレック』でカーク船長を演じたクリス・パインが、同じ女性を好きになってしまった為にスパイとしての最先端技術を使って戦うというお馬鹿な話。「いかにもハリウッド映画」な軽いノリと手堅い完成度で安心して楽しめる娯楽作品。ただ、イケメンな二人が取り合いするヒロイン(リース・ウィザースプーン)が全く可愛くないのが最大のネックな気が、、、(笑)。ティル・シュヴァイガーを悪役で見れたのが嬉しいんだけど、彼って歳とらないねぇ。


■『グリーンゾーン』(2010年アメリカ)
『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』の監督ポール・グリーングラスが、彼を尊敬しているというマット・デイモンを主役に描くサスペンスタッチのアクション映画。また、イラク戦争を舞台に「見つからない大量破壊兵器」を描き、社会派作品的な側面も。臨場感溢れる手振れ映像とシャープな演出は流石で、ボーンシリーズを彷彿とさせる情報戦を盛り込んだ展開も適度な緊張感を生んでて良かった。ただ、手垢の付きまくった題材を描くには脚本がいまいちで、メッセージ性は『ハート・ロッカー』に程遠い。また、ポール・グリーングラスの娯楽作品としても『ボーン・アルティメイタム』に比べると格段に落ちる感が否めない。こういう映画って、政治的なメッセージ性と爽快アクション描写のバランスが難しいんだろうけど、基本的に戦争を扱ったハリウッド映画は「世界の警察気取りアメリカ様万歳」なマッチョ映画になっちゃうんだし、中途半端に社会派ぶるよりは「馬鹿アクション映画」に徹してくれた方が良いのにね。


感想は省略しますが、平成仮面ライダーシリーズの劇場版も10本くらい見ました。
最近の特撮ヒーロー物って凄いですよねぇ。
アクマイザー3やキョーダインがカッコ良くて感動しましたが、仮面ライダースカルの初めての「さぁ、お前の罪を数えろ」のシーンのカッコ良さは気絶レベルでした(笑)。
明日は何かアニメ見てみようかと考え中。

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Category: 映画