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『プリースト』を観た感想

監督 スコット・スチュワート
主演 ポール・ベタニー/カール・アーバン/マギー・Q


舞台は近未来。
ヴァンパイアと人類の長い戦いの中、劣勢だった人類は究極の兵士「プリースト」を作り出す。
そしてプリースト達の活躍で人類は一応の勝利を収めるが、まだまだヴァンパイアの脅威は消え去らず、人類は高い城壁に囲まれた「ディストピア」と呼ばれる街の中で協会に保護された生活を送っていた。
そんなある日、「ディストピア」の外のスラムに暮らす親子がヴァンパイアに襲われたという報告が協会に入り、伝説のプリースト(ポール・ベタニー)が現場に向かうが、犠牲者の一人は彼の兄で有り、幼い娘がヴァンパイアに誘拐された後だった、、、。


2011年公開アメリカ映画。
原作は韓国の漫画『PRIEST』らしいです。
以前から気になってた作品なので、昨日ブルーレイで鑑賞しました。

予告見た瞬間、、、というか、DVDのパッケージを見た瞬間に誰もが「B級映画」と120%感じる作品(笑)。
そして、B級な雰囲気全開ながらも意外とお金がかかってるしっかりした映画で、ヴァンパイア物というよりは「超人的な体術を駆使する主人公が人外の魔物と戦う」SFアクションって感じでした。

聖者(プリースト)が、聖書に仕込んだ十字架型の手裏剣や十字を刻み込んだ弾丸を込めた銃等を駆使し、『ブレイド』みたいなアクションで「バイオハザード」シリーズに出てくるリッカーみたな怪物を退治していく物語、、と説明すれば分かりやすいかなぁ。
いわゆる、「厨二」設定全開な作風(笑)。


主役を演じるのは、『レギオン』に続いてスコット・スチュワート監督作に出演のポール・ベタニー。
なかなか渋い俳優さんだけど、もう少し華が有ればなぁ、、、と感じさせるところが、やっぱりこういうB級アクション映画の主役なんでしょうね。

でも、カール・アーバンが悪役やってるのがびっくり。
彼、「B級ブラット・ピット」って感じで結構好きな俳優さんなんですよね。
ブラット・ピットをもう少し泥臭く男っぽくした感じの風貌がカッコ良いんですよねぇ。
良い声してるし。彼が主演のSFアクション『ドレッド』も公開が楽しみ。

決して「凄く面白い」作品では無いけど、気軽に楽しめる完成されたB級映画になってるので、自分の様にB級アクション映画が好きな方なら楽しめる作品だと思います。


以下、ヴァンパイア映画の話色々(以前『デイブレイカー』の感想で書いた物です)。

※長くなるので折りたたんでおきます。

ちなみに自分は昔からヴァンパイア物が大好きで、映画でも漫画でも片っ端から見てるんですが、自分の中で「ヴァンパイア」を扱った映画の傑作と言えば、まずは『ニア・ダーク』(1987)。

監督はあのジェームス・キャメロンの元妻であり、アカデミー作品賞を獲得した『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。
彼女のデビュー作である『ニア・ダーク』の中の幾つかのシーンがその後に『ターミネーター』の中でパクられてるのは有名な話。
扇情的にならず、あっさりとした演出で描かれたヴァンパイア達の哀愁が凄く良いのでおススメ。
ランス・ヘンリクセン演じるヴァンパイアが渋すぎて惚れます、、、。


綺麗系(耽美系?)のヴァンパイア物で好きなのは、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)。
トム・クルーズ演じるレスタトが凄く良い。
ブラピとバンデラスはイマイチだったけど、地味にクリスチャン・スレイターが存在感見せてますね。続編はイマイチだったけど、レスタトを演じた役者さんが凄く美形(笑)。


アクション系なら、『ドラキュリア』(2000)、『ブレイド』(1998)、『ヴァンパイア/最期の聖戦』(1998)。

『ドラキュリア』でヴァンパイアを演じたのは、今やすっかり有名俳優の一人になったジェラルド・バトラー。
当時は全然無名だったんだけど、この作品での彼は鬼の様にカッコいいです。
特に映像特典に収録されたカメラテストの時にヴァンパイアを演じるジェラルド・バトラーは、もう、、、今まで見てきた全てのヴァンパイア映画の中でもぶっちぎりで一番カッコいいです。
ヴァンパイア映画好きの人は必見。

『ブレイド』は、言葉は要らないのでとにかく見なさい、、って感じ(笑)。
カッコ付けまくりのアクションが悔しいくらいにカッコ良くて、あのウェズリー・スナイプスがイケメンに見えて来てしまうという恐ろしい演出マジック炸裂してます(笑)。
アクション監督が変わってしまったシリーズ三作目は残念なデキだったけど、2作目まではアクション映画好きな方にはおススメな映画。


『ヴァンパイア/最期の聖戦』は、あのジョン・カーペンターが撮ったヴァンパイア映画。
しかも、主演がジェームズ・ウッズでその相棒がダニエル・ボールドウィン。
脇役にケリー・ヒロユキ・タガワ。
もうこれだけで映画オタクの自分にはたまらない物がありますね、、、、「どんだけ濃いんだよ!」って感じです(笑)。
ウェスタン物とヴァンパイア物を融合させた世界観の中、カーペンターらしいB級テイスト全開で進むバイオレンスで男臭いストーリーも良いですし、地味に敵のヴァンパイアのボスもカッコ良くて、手刀で人間を両断する等の日本のヴァンパイア物漫画&アニメを連想させる演出がはまってました。


ホラー系なら『30デイズ・ナイト』(2007)。
激しいスプラッタ描写と、陰惨で容赦の無いヴァンパイアによる人間襲撃シーンが強烈。
でも『サバイバルホラー』としての緊張感もしっかりしてて、最後まで飽きずに鑑賞できる作品でした。
DVDでは一部の残酷シーンがカットされてるらしいので、劇場で鑑賞して良かったなぁ、、、と思う反面、あの強烈なヴァンパイア達の叫び声はもう聞きたくない、、と思う部分も有ります(笑)。
叫び声が怖いんですよねぇ。。。


アニメなら『ヴァンパイアハンターD』(2000)。
昔からクオリティの高いアニメを撮り続けている川尻善昭さん監督による冒険活劇。
川尻さん作品らしい綺麗な絵と小気味良い演出も流石だけど、原作の面白さを改めて再確認してしまう作品。
この作品は菊池秀行さんの小説『VAMPIRE HUNTER D』の4巻がベースになっているんですが、『VAMPIRE HUNTER D』って最初の4巻くらいまではホントに面白いんですよね。
その後はどんどん残念な作品になって行きますが、、。


古典作品なら、やっぱり御大クリストファー・リー主演による『ドラキュラ』シリーズですが、この辺りを語りだすと止まらなくなってしまうのでまたの機会にでも~|ω・`)

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2013/01/24 (Thu) 23:48 | EDIT | REPLY |   

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