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『ボーン・レガシー』を観た感想

監督 トニー・ギルロイ
出演 ジェレミー・レナー/エドワード・ノートン


ジェイソン・ボーンの存在によりCIAの極秘プログラム「トレッド・ストーン計画」の非人道性が世間に知られる事になってしまい、その他の極秘プロジェクトは証拠隠滅の為に全て消去される事になる。
そんな中、抹消される予定だった「アウトカム計画」の最高傑作「アーロン・クロス」は間一髪一命をとり留め、CIAの特殊工作員に追われる事に、、、。

マット・デイモン主演の『ジェイソン・ボーン』シリーズ三部作をリブート(再始動)させた企画で、主演は新たに『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー。
大好きなシリーズだし、主演がジェレミー・レナーならば、劇場へ行かないなんて選択肢は有り得ないので(笑)、さっそく見てきました。

製作が発表された時は、リメイクなのか続編なのかはっきり分からない事で色々と憶測を呼んでたんだけど、マット・デイモン主演の三部作と同じ時間軸の物語でしたね。
正確にはリブートでは無くスピンオフ作品で、マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが激闘をしていた頃、彼が戦っていた組織と別の場所でジェレミー・レナー演じる「アーロン・クロス」も戦っていた、、、って感じのお話。おそらく、ボーンシリーズ2作目から3作目の少し後くらいまでの時間軸。

マット・デイモン主演の『ジェイソン・ボーン』シリーズは、「続編は面白くない」というジンクスを打ち破っている稀有なシリーズ物で、三部作とも凄く面白い作品でした。
記憶を失っているエージェントが組織の追っ手と激闘をしながら、徐々に自身の過去と組織の全貌を露にしていくストーリー展開がスリリングで面白いんですよね。
激しい格闘を主軸にしたアクション描写も凄く良かったし、『007』シリーズを思わせるスパイ物の雰囲気も巧く取り込んであって、シリーズをもっと継続して欲しい作品でした。

なので、今回シリーズが再開するのが嬉しかったし、しかも主演がジェレミー・レナーという事で凄く期待していましたが、、、。

残念ながら、正直いまいちな作品でした。
それなりに面白いんだけど、やっぱりマット・デイモン主演のシリーズ三部作に比べると格段に落ちる感が否めないんですよねぇ。アクション演出は凡庸だし、ストーリー展開や設定が「よくあるハリウッドアクション垂れ流し映画」の域を超えてないんですよね。
ジェレミー・レナーは流石にカッコいいんだけど、でもこれなら、ボーンシリーズじゃなくても良いんじゃない?って感じがしてしまいます。

実はこの作品、当初はマット・デイモン主演&ポール・グリーングラス監督で企画が進められていたんだけど、ポール・グリーングラスが降りてしまった為に、マット・デイモンも「彼無しでボーンシリーズは有り得ない」と降りてしまったんだそうです。

やっぱり、『ジェイソン・ボーン』シリーズが面白かったのは、二作目&三作目を監督したポール・グリーングラスの力による所が大きかったんでしょうね。

でもまぁ、シリーズを好きで観てた人間としては、三作目『ボーン・アルティメイタム』の後どうなったのかが少し垣間見える描写が有ったり、シリーズの登場人物達を再び見れるのは嬉しかったです。
しかも、今後このシリーズにマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが登場する可能性も十分にあるストーリー展開なので、今後のシリーズ展開に期待かな。


余談。
アーロンを追い詰める最強の工作員が、『プレデターズ』で日本刀を片手にプレデターと激闘した日系の俳優さんでしたね。
過去のボーンシリーズでは、ボーンを追い詰めた悪役は皆スターになってるので(クライヴ・オーウェン、カール・アーバン)、今後も頑張って欲しいです。

2 Comments

Black Stone  

いまいちですか・・
ボーンシリーズ3部ともに面白かったから、映画館まで行く時間がないからせめて新作で借りようかと思ったんですがw

2012/10/05 (Fri) 10:48 | EDIT | REPLY |   

秋(管理人)  

そうですね~。
マット・デイモン主演の三部作と比べると、かなり落ちる印象は否めないです。
でもまぁ、今後のシリーズ続行も決まってるみたいだし、マット・デイモン復帰の日を期待して観ておいても良いかもしれません(笑)。

2012/10/05 (Fri) 22:25 | EDIT | REPLY |   

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Category: 映画