MILLION MIRRORS-blog-

自作のイラストや漫画、映画の感想等が中心です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『おおかみこどもの雨と雪』を観た感想

監督 細田守
声優 宮崎あおい/大沢たかお


職場で毎日J-WAVEを聞いてるんだけど、ある女性DJが「終盤、もうずっと泣きっぱなしだった」って語ってたので気になってたんですが、評判もなかなか良い様なので劇場で観て来ました。

大学生の花は、ある日大学で不思議な魅力を持った男性と出会う。
その男性は実は「狼男」である事を告白するが、互いに惹かれあっていた二人は恋に落ちる。
そして数年の後、2人の子を授かり幸せに過ごすが、突然の不幸が家族を襲い、、、。


凄く良い映画でした。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田守監督によるアニメ映画。

大好きな作家「伊坂幸太郎」さんは、かつてインタビューで「現実からわずか数センチ浮いてる様な物語をかけば良い」と語ってましたが、この作品の「狼男」がまさにその「ほんの少し現実から離れた」部分なんでしょうね。

自分はジブリ作品の中で『となりのトトロ』と『カリオストロの城』が一番好きなんだけど、この『おおかみこどもの雨と雪』は、そういった昔のジブリアニメと似た雰囲気を持つ作品だと思います。
近年のジブリ作品の様に「完璧に完成されているが故に全てが予定調和の中にある」様な作品では無く、荒削りな部分と透き通った空気感が同居してる様な雰囲気と言うか、、、『となりのトトロ』と『魔女の宅急便』を足した様な作品。

物語の基本は、片田舎に引っ越した花が、2人の子供を育てる13年間。
2人の子供は成長するにつれ、自分が「人間」なのか「狼」なのか悩み、少しずつ自身の生きる道を模索して行く。

無邪気にはしゃぎまわり男勝りの言動ばかりだった雪(姉)が、小学校で出会った少年を意識し始め「女の子」らしくなりたいと悩む姿や、絵本を読んで「狼はどうしていつも悪者なの?」と泣きながら訴えるナイーブな雨(弟)が一人の「男」へ成長して行く様が繊細かつ丁寧に描かれており、それを見守り支える花の姿が胸を打ちます。

幼い二人の子供がとにかく可愛いんですよね~。
田舎の廃屋や森の中で大はしゃぎしながら走り回る姿が『となりのトトロ』のめいちゃんを連想させます(笑)。

自分は凄く感動した作品なんだけど、お子さんの居る女性が見ると、更に感動的なんじゃないかなぁ。
少しずつ「女性」に変わっていく「少女」と、親離れをしていく子供とそれを受け入れる母親の姿を優しく暖かい視線で描いたお話なので。

「最初から知ってた。誰にも話してない。誰にも話さない。だからもう泣くな。」のシーンは、かっこ良過ぎて泣けました。

普段アニメを観ない人にこそ見て欲しい作品です。
おススメ。

- 0 Comments

Leave a comment

You may also like

Category: スポンサー広告

You may also like

Category: 映画
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。